woman in blue scrub suit standing beside woman in white robe

ImpatientとInpatient

広告
広告

紹介リンクからオンラインのビジネスミーティングに参加するとAmazonギフト券プレゼント

Inputって違和感ないですか?

Inputという単語に、あなたは違和感を感じないでしょうか?学校英語で’m’や’b’の前は唇を閉じるから’n’ではなくて’m’が来るんだと習った人も多いのではないかと思います。おそらく口語だと発音しやすいように言葉は変わっていくでしょうし、昔はそれに合わせて綴りの方も変わって行ったのでしょう。しかし、印刷物が増えて以降は綴りはなかなか変えられなくなってきましたし、プログラム言語などのように一字でも違うと正確には動作しないという用途では、仮に口語で「インプット」を”IMPUT”と発音する人が多数派になったとしてもプログラミング言語の”INPUT”という綴りは変わらないだろうし、単純に英語の綴りと発音の乖離が大きくなるだけなんだろうと思っています。それとも、意外と頑張って綴りの通りに発音する人が多数派のままでいるのかもしれません。

広告

以前、若いアメリカ人にInputっていう綴り方は英語として不自然ではないかと訊いてみたことがあります。そのときは、まったく不自然に感じないと言われました。ネイティブスピーカーは普通に’m’や’p’の前でも’n’の発音ができるようです。

InpatientとImpatient

これはたまたま日本人とアメリカ人の両方がいるところで、自分が無意識に使ってしまって気づいた話です。私より英語が堪能なY氏とインテリアメリカ人のD氏と私がバーで飲んでたときに、私が交通事故で入院したときの話をしたんです。そうすると、私とD氏の間で話が通じているのに、段々とY氏だけ話が通じなくなってきました。

「ひょっとしてinpatient(入院患者)のことをimpatientと聞き間違えてない?」

と確認してみてそこで話が混乱していた原因は判ったのですが、自分本人は話してる当人なので、自分の唇が開いてるか閉じてるかで判断してるし、アメリカ人のD氏は普通に聞き分けて、その場でお手本に両方言い分けてみせてくれましたが、確かに自分も相手がいきなり会話の中で”inpatient”と使ったら、文脈無しに発音だけから正しく聞き取れるかと言われると、あまり自信はありません。聞き分けるつもりで注意していたらなんとかなるかもしれませんが、普通に話してる中で油断してると自分もY氏のように混乱する側だったかもしれません。

ネイティブスピーカーは当たり前に聞き分けている

そのときに改めて感じたのは、日本人の我々にとっては紛らわしい、似てると感じる発音でも、英語のネイティブスピーカーとして育った人にとってはまったく違う別の音として、自然に聞き分けできるくらい違う音なんだということです。そして、’p’の前だろうが’b’の前だろうが、彼らは全く別の音と認識できるし、発音もできるということです。(多少は言いにくいとかってことはあるんでしょうけど)

発音関係は、意外と例外が多いのかもしれません。本で読んだ知識は大切ですが、こういう例外の多いものは実際に使っているところで確認する必要がありますね。

発音は聴くより話すほうが楽なのかも

リスニングや発音の難しさは、どうやって練習するのが良いのかと言う話とセットで良く話題に上がると思います。どっちも完璧にネイティブ並みというのは究極の目標としてあるとして、途中の段階ではどっちが楽とか辛いとかってことがあるのでしょうか?その人の個人差やそのレベルを論じているかの話もあって難しい話ですが、自然な会話とまでいかないでも良いのなら、口の形と舌の位置や形、息の仕方などを「型」として覚えられるだけ、声に出して発音する方が少しは楽なのかもと思った事例でした。

 

それでは。

 

広告
広告

広告

woman in blue scrub suit standing beside woman in white robe
最新情報をチェックしよう!
>気づきにくいけど、ちょっと役立つ情報

気づきにくいけど、ちょっと役立つ情報

ちょっとしたお役立ち情報、英語学習に役立つ情報や旅行、雑学などをご紹介。数学や科学技術ネタも予定しています。

CTR IMG