YouTubeの動画を使った英語学習は多くの人が試していると思いますが、上手な使い方ができる人もいれば、なかなか効果が出ていない人もいるかと思います。本サイトでは、スコット先生ことScott Perryが開発したPELTリスニング、ミラーリング(Mirroring)とELFYを使ったYouTubeを使った効果的な学習方法について、ご紹介致します。このリスニングの指導法はVertice Societyの提携している英語教育団体で学べます。
もちろんVertice Societyの関連の英語塾や学校などで講師からきちんとレッスンを受けてから教材を使う方が効果的ですが、どういうものか少しだけ体験してみたいという人もいると思いますし、教材だけあればいいという人もいるかと思います。そこで、少数の教材のサンプルを無料で公開し、どのように学習するかの紹介をさせて頂きます。ご興味ありましたら、Vertice Societyにお問合せ、参加して頂いても良いですし、教材自体は安価に設定していますので、無料サンプルで不十分な人は教材だけご利用頂いても結構です。
Vertice Societyの新しい学習法: PELTリスニングとミラーリング
Verticeでは英語の新しい学習法としてミラーリングとPELTリスニングを提唱しています。
下図にこれまで良く知られてきた英語の学習法と、スコット先生の提唱する新しい学習法を比較してみました。ディクテーションやシャドーイングよりも手順(Step)が増えて煩雑に感じるかもしれませんが、ステップを細かく刻むことで、大きなステップを小さなステップにしていると思って頂ければ幸いです。それぞれの技法に関しては、下でも述べますように別ページでも詳しく紹介しています。
PELTリスニングは、実際の生活の中でのコミュニケーションを想定したもので、耳で聞き取るリスニングの能力を鍛えることは当然ですが、単にリスニングだけに頼らず、視覚情報からもヒントを探し、耳だけに頼らない英語での総合的なコミュニケーション力を身につけるための学習法です。これは決してリスニングを軽視しているのではなく、聴覚以外も使うことで相乗効果を狙った学習法です。多くの手法をまとめてPELTリスニングとしていますので、全般的に学びたい方は、Vertice Society提携校などでレッスンを受けることをお勧めいたします。
ミラーリング(Mirroring)では従来のシャドーイングをアップデートして、英語上級者がトレーニングに取り入れることがあるスキット(Skit)と同等の効果を、動画にガイドされることでシャドーイングのように手軽に練習できるようにする方法です。練習の過程で、スピードを変更したりすると学習がはかどるためELFYとコラボすることで初心者にも使いやすくすることができました。
本サイトではVertice Society流の学習法を推進していますが、本教材は従来のディクテーションやシャドーイングに使って頂いても大丈夫ですので、多数の動画の中から厳選されて、ELFYによって使いやすくなったものとしてお使い頂いても大丈夫です。無料サンプルだけでもお試しただければと思います。
学習の進め方
以下の手順で学習を進めます。上の図を参考にして下さい。
- 音声無し・字幕無し・英文スクリプト無し・通常の動画を見る。(PELTリスニングで重要なステップ)
- 音声有り・字幕無し・英文スクリプト無し・通常の動画を視聴。
- 音声有り・字幕有り・英文スクリプト有り・通常の動画を視聴。
- 音声有り・字幕無し・英文スクリプト無し・左右反転の動画を視聴。(ミラーリングで重要なステップ)
- 音声有り・字幕無し・英文スクリプト無し・通常の動画を視聴。(復習と総仕上げ)
学習するStepを取捨選択することで、どのトレーニングをするか選ぶことができます。また、全部のStepを使うことでPELTリスニングとミラーリング(Mirroring)のトレーニングを合せて一度に行うこともできます。
※各ステップと字幕表示のON/OFFがそろわず、字幕が表示されたままになる場合は、こちらのヘルプを参照ください。
Step2~4では、注意深く聴き直すのにELFYの以下の機能を使うのが便利です。通常のYouTube標準機能では頭出しや数秒戻るところなどでマウス操作が面倒ですが、ELFYではボタンをクリックすることで簡単に操作できます。全機能を使う必要はありませんので、下記のボタンのうちで、使いそうなものだけ覚えて頂ければよろしいかと思います。動画の再生には を使います。
- で再生開始。指定の再生範囲の最初に戻るので頭出しを気にしなくて良い。
- で一時停止と解除。ストップするときに使う。
- でループ再生をセット、解除できる。指定範囲を何度も繰り返して視聴するのに便利。
- で、10, 5, 3秒戻る。聞き取りにくい部分だけをその場ですぐに繰り返して聴き直すのに便利。連打や組合せも使える。例えば「 ✕2回連打」で6秒戻るとか、「 +と続けてクリック」で8秒戻ることもできる。
- Time Jump: で、例えば「-7」などとセットして7秒戻るなども可能。何度も繰り返して聴きたい箇所で使うと便利。
- Change Speed で再生速度を変更できる。聞き取りにくいところをスロー再生すると、音の変化がよく分かる。また、シャドーイングやミラーリングの練習時に、標準速が速すぎると感じたときは、無理をせずにスロー再生で練習してからだんだんと標準速に慣らすのも良い。また、高速の聞き取りの練習のために再生速度を上げても良い。
教材リスト
以下のリンク先に教材のリストがあります。無料サンプルもありますのでご利用下さい。
関連のページ
- 教材の使い方
- Vertice Societyのサイトとお問合せ