一人の男の夢
KOTAHIはGibbs氏の長年の夢でした。ニュージーランドの南島西海岸のGibbs氏はワイララパ地方出身の誇り高きマオリ続出身の女性と家庭を築き、養蜂のビジネスをしていました。30年以上昔の話ですが、養蜂を始めた当初は最初はほぼGibbs氏が一人ですべての仕事をこなしていました。養蜂の巣箱や道具、一台のピックアップトラック、養蜂家向けの雑誌が頼りでした。やがて4人のお子さんや子どもたちが結婚したらその配偶者や生まれてきた孫たちまで仕事に加わってきました。そうして家族経営で長年続けて来たそうです。そしてGibbs氏はマヌカハニーと出会いがあり、その素晴らしさを知ってからマヌカハニーの生産を始め、やがてマヌカハニーだけを生産するようになりました。
Gibbs氏は条件の良い採蜜の場所を確保してあり生産するマヌカハニーの品質には絶対の自信を持っていますが、単なる生産者として大手のメーカーに原材料としてマヌカハニーをドラム缶で供給していると、皆さんのところに届くマヌカハニーの瓶には大手のメーカーのラベルが貼られ、他の養蜂家からのマヌカハニーと一緒にされてしまうことを残念に思っていたそうです。
自分たちの家族が作ったものだけを、自分たちの家族が作ったと分かるような形でマヌカハニーを皆さんに届けたい。
そういう長年の夢が”KOTAHI”というハウスブランドという形でかないました。

KOTAHIは「1」という意味
皆さんはMĀNUKAとはニュージーランドの先住民であるマオリ族の言葉だったとご存知でしょうか?ラグビーの試合の前などにニュージーランドのオールブラックスが披露するハカ(この場合は、戦士が戦場で舞う伝統的な踊)などもマオリ族の風習からきたもので、マオリの言葉です。マオリ族ではマヌカの木は癒やしの効果があると言い伝えられていて、民間療法を始め、枝や葉も様々な使われ方をしてきたそうです。マヌカハニーが採れるようになるよりももっと昔からの言い伝えです。現在ではマヌカハニーの成分であるメチルグリオキサール(MGO)の抗菌作用が科学的に立証されています。
Gibbs社のブランド名の”KOTAHI”はマオリの言葉で”1”を表しています。一つの家族(WHĀNAU)…彼らにとってはミツバチも家族(WHĀNAU)です…が協力して作り上げた宝物(TAONGA)にふさわしく一番の品質を一つの家族から皆様にお届けます。ニュージーランドのマヌカハニーに関する業界団体・認証機関であるUMFはちみつ協会に加盟し、UMF認証を受けているため、生産の全工程を含めて認証された品質です。MGOがたくさん含まれたUMFの数値が高い高級品のみをKOTAHIブランドにしています。また、加熱によって増えるHMFという成分に関しても、UMFはちみつ協会が国際規格であるCODEXのHMF基準値未満であることを確認しているので、不正な加熱もされていない低HMFな製品だと安心できます。このHMFの数値に関しては成分分析の成績書以外ではあまり見ないので、消費者が確認するのは難しいのでUMFマークの製品を選ぶと安心です。

本物の生産者から本物のマヌカハニーを
マヌカハニーには普通のハチミツの抗菌成分である過酸化水素だけではなく、それに加えてメチルグリオキサール(MGO)という抗菌成分が多く含まれているために、購入されている方の多くはこのメチルグリオキサール(MGO)の効果に期待していることが多いと思います。日本では医療用にマヌカハニーの効果を特別に利用するということはありませんが、一部の国ではその効果を医療用に利用されたり、より広い用途への適用が研究されており、今後それらの効果がわたしたちの生活に役立つようになることが、将来的には期待されています。しかしながら、現在の日本ではマヌカハニーは医薬品等との扱いを受けないので積極的に効果効能をうたうようなことはせずに、オーガニックな健康食品として日々の美容や健康に役立てるという位置づけだと考えて良いと思います。
上で述べましたように海外では色々な効果までも期待されているマヌカハニーですが、採蜜できる場所が限られているために生産者どうしの競争も激しく、また生産量はそれほど急に増やせないはずなのに、需要の高まりからニュージーランドでの生産量と世界市場での流通量の数字が合わないということも起きています。そのような事情もあり、本物の生産者がしっかりと分かる商品を選ぶということは、本物を入手する際にとても大切になります。本物のマヌカハニーにこだわりたいお客様には、Gibbsさんの生産したKOTAHIマヌカハニーをお勧めいたします。