農薬(除草剤)成分とはちみつについて

マヌカハニーを含むはちみつ全般と農薬(除草剤)成分に関する問題についてご紹介します。ここのところ話題になっているグリホサートという除草剤成分に関してのお話です。

KOTAHIマヌカハニーはなぜ大丈夫なのか?

はちみつはもちろんミツバチが集めた花の花蜜が巣箱の中で脱水、熟成されることではちみつになります。マヌカハニーに求められるマヌカの花の蜜は、ニュージーランドの初夏にマヌカの木に花が咲く時期に各地に蜂の巣箱を運んでミツバチに蜜を集めてもらっています。

マヌカの花の季節に行う採蜜

高品質のマヌカハニーを作るためには人里を離れ、マヌカの花だけが咲いているところが望ましく、採蜜ができる場所を押さえることが重要です。マヌカハニーにもマヌカの花の蜜単独で作られたとされるモノフローラル・マヌカハニーとマヌカの花を含む複数の種類の花の蜜から作られたとされるマルチ・フローラルのマヌカハニーがあり、これまで筆者の知る事例では基準量を超える農薬成分(グリホサート)が検出されたマヌカハニーはマルチフローラルのもののようです。

マヌカの花で蜜を吸うミツバチ

マヌカの花で蜜を吸うミツバチ

マヌカの花

NZからの輸入はちみつに対するグリホサートの検査命令

2020年の後半、ニュージーランドから日本に輸入されたはちみつから10月、12月と立て続けに基準値を上回るグリホサートが検出されました。その数年前にも基準値を上回るグリホサートが検出された事例はあったのですが、2件立て続けに起きたことが重く見られたのかと考えられます。翌2021年の1月に食品衛生法に基づく「輸入食品に対する検査命令の実施」が発表され、ニュージーランド産蜂蜜と加工品の全ロットを対象としたグリホサートの検査が義務付けられて、現在(2022年2月)に至っています。

グリホサートとは

グリホサートは米国モンサント社が1974年に発売したラウンドアップという除草剤の有効成分として有名です。この除草剤は優秀だとされて、ニュージーランドを含む多くの国で使われてきました。しかし、その後状況が変わってきました

発がん性疑惑と反論

グリホサートは安全だという意見と危険だという両方の意見があります。

  • 世界保健機関(WHO)の外郭団体である国際がん研究機関(IARC)は、「人に対して恐らく発がん性がある」グループにグリホサートを分類しています。
  • 米環境保護局(EPA)は、人間にがんを引き起こす可能性は低いという見解を示す一方で、昆虫をはじめ、生態系への潜在的リスクを回避するための新規制の導入を提言もしました。
  • 昆虫や環境に対する影響としては、大量のミツバチが突然消える「蜂群崩壊症候群」の原因であると疑われていますが、反対意見も出ています。

もちろんバイエル社(米モンサントを買収)は安全性を主張していますが、グリホサートに関して発がん性や昆虫や環境への影響の疑惑が高まり、予防的な考え方からこの成分を含む農薬の使用を禁止する国が増えてきています。

マヌカハニーに求められるものは?

グリホサートの安全性に関する議論も重要だとは思いますが、マヌカハニーのようなオーガニック食品に対して消費者が何を求めるかと考えてみますと、例え安全だったとしても最初から入っていないことを望まれるのではないかという当たり前の結論になります。KOTAHIは農薬が使われている環境から、十分に距離が離れたところで採蜜することで、ご期待に応える品質を維持いたします。人工的な化学物質から可能な限り離れた自然の中から手に入れたオーガニック食品という、他のものには代えることのできない贅沢をお客様にお届けいたします。

美容と健康のためマヌカハニーはいかがですか?KOTAHIマヌカハニーは、ニュージーランドで30年以上家族経営で養蜂を営んで、最高品質のマヌカハニーを生産し続けているGibbsさんの起ち上げたブランドです。マヌカハニーの品質を表すUMFの等級が高いKOTAHIは、あなたの日々の健康維持をサポート致します。

KOTAHIマヌカハニー特設サイト
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ニュージーランド直輸入「KOTAHI」マヌカハニー

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