マヌカハニーをつくるミツバチは?

ミツバチはいなかった?

ニュージーランドには元々野生のミツバチはいませんでした。だから、昔はマヌカの木があってマヌカの花が咲いてても、マヌカハニーは存在しなかった訳です。ポリネシア人の一派である先住民のマオリ族の間ではマヌカの木は『復活の木』『癒しの木』と呼ばれて体に良い効果があると言い伝えられており、民間療法を含む様々な利用がされていたそうです。ティーツリー(Tea tree)という呼び方でご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、Tea treeという俗称を持つ植物も複数ありますのでご注意ください。

西洋人がセイヨウミツバチを

オランダのアベル・タスマンが1642年にヨーロッパ人としては初めてニュージーランドを見つけ、1769年キャプテン・クックの通称で知られるイギリス人のジェームズ・クックらがヨーロッパ人として初めて上陸しました。1830年代の後半にイギリスの植民会社「ニュージーランド会社」が組織的な入植活動を開始したので、セイヨウミツバチがニュージーランドに持ち込まれたのはこの頃だとされています。

セイヨウミツバチは家畜

セイヨウミツバチはハチミツが多く取れるように品種改良されてできたミツバチなので野生種とは違います。基本的には人間が世話をして、共存共栄していかないといけない品種だと思ってください。その点では日本の野生種ニホンミツバチとは違いますね。ただ、やはりハチミツ生産のために効果的に改良されたセイヨウミツバチの方が効率が良いので、日本でも市販の国産ハチミツの多くはセイヨウミツバチが集めた蜜です。ニホンミツバチの作ったハチミツも一部で高価ですが売られていますので、ご興味のある方は購入されてみるのも良いと思います。

セイヨウミツバチは、気候が暖かく天敵がいないところでは野生化することもありますが、日本の本州などではほとんどの場合は自力で冬を越せないそうです。ニュージーランドのミツバチは基本的に養蜂家が良い血統のミツバチの群れの女王蜂を選んで良い血統を維持しているそうです。KOTAHIを作るミツバチはGibbsさんたちの家族(WHĀNAU)として扱われ、代々の群れは大切にされています。

ミツバチがいないとハチミツにならない

蜂蜜は花の蜜をただ集めたものであはりません。ミツバチは蜜胃に溜めた花蜜を巣に運びますが、このときに加わる消化酵素の効果で化学反応がおきます。高校の化学などでご存知のかたも多いと思いますが砂糖の主成分であるショ糖(二糖類)が分解されてブドウ糖と果糖になり、より一層甘くなるといううれしい効果もあります。また巣の小部屋に溜められた蜜はミツバチの羽で扇がれて水分を蒸発させて濃縮します。ミツバチの活動で巣の温度が34℃くらいになるのも濃縮の助けになっています。この脱水効果により、ハチミツが腐敗せずに常温で長期保存できるようになります。濃縮された蜜の入った小部屋はミツバチから蓋をされるのですが、その後も蜂蜜としての熟成は進んでいきます。

そうして濃縮熟成されてできたハチミツはミツバチが花から蜜を集めてすぐにではなく、何ヶ月か熟成させてから採ることもありますし、採った後にも一定の環境下で熟成させることもあります。

マヌカハニーの熟成は?

マヌカハニーはその抗菌成分であるメチルグリオキサール(MGO)で特徴づけられ、その濃度で等級付けされます。しかし、元々のマヌカの花蜜にはメチルグリオキサール(MGO)はほとんど含まれていません。そこで大切なのが熟成期間です。熟成させることで前段階の物質であるジヒドロキシアセトンがメチルグリオキサール(MGO)に変化する効果があるからです。熟成期間についてはケースバイケースでもありますが、KOTAHIマヌカハニーは半年以上はかかってると思って頂ければと思います。

いかがでしたでしょうか?マヌカの花蜜は、ミツバチの力でハチミツになり、適切な熟成期間をかけてMGO豊富なマヌカハニーとしての実力を発揮できるようになります。

美容と健康のためマヌカハニーはいかがですか?KOTAHIマヌカハニーは、ニュージーランドで30年以上家族経営で養蜂を営んで、最高品質のマヌカハニーを生産し続けているGibbsさんの起ち上げたブランドです。マヌカハニーの品質を表すUMFの等級が高いKOTAHIは、あなたの日々の健康維持をサポート致します。

KOTAHIマヌカハニー特設サイト
KOTAHIマヌカハニー特設サイト
最新情報をチェックしよう!
>ニュージーランド直輸入「KOTAHI」マヌカハニー

ニュージーランド直輸入「KOTAHI」マヌカハニー

30年以上家族経営で養蜂を営んできたGibbs一家が世に送り出すKOTAHIプレミアムマヌカハニーは、豊かな自然からの恵みです。"KOTAHI"とはマオリの言葉で"1"を意味しています。一つの家族から一番の製品を皆様に届けたいという気持ちが込められています。

CTR IMG